NOV. 01 2024

ONKUL 掲載 | いつもの場所と私を繋ぐ服

# MAGAZINE

穏やかな空気の中で、大切な時間を、ゆっくりじっくり楽しみながら過ごしてほしい。

この連載では、その想いを〈ミズイロインド〉と〈マーマーマー〉のウェアを使って、コーディネートに落とし込む。洗練されたシルエットとコンフォートな着心地をポリシーとしたアイテムは、スッと背筋を伸ばしてくれて、気持ちを軽くしてくれる。

第二回に登場するのは、モデル兼詩人の五十嵐ソフィーさん。いつもの場所と私を繋ぐ装いで、オリジナル詩集『さよ(う)なら』を取り扱う『カウンターブックス』へ向かった。

 

-01-
Relaxed White Jacket style

新鮮な一枚仕立てのジャケットが主役

ソフィーさんは、過去の記憶を遡って詩を詠むのが好き。この日は、ハンティングジャケットから着想を得たオーバーシルエットのアウターを羽織って、お気に入りの場所へ。

「生地がしなやかで、体によくなじみます。軽い着心地なので、街散策にもピッタリですね」

 

-02-
Monotone Layered @ COUNTER BOOKS

モノトーンは素材選びで遊び心をプラス

色とりどりの本が並んだ店内に映える、ブラックを基調にしたレディな着こなし。シンセティックレザーのジャケットに、とろみ素材のワンピースを重ねて、生地感の違いを楽しむ。

「アウターの袖口に付いたベルトやワンピースの襟など、ディテールでも個性を表現できそう」

 

-03-
Casual Ivy Look @ COUNTER BOOKS

トラッド×スポーツで抜け感を演出

詩のテーマは、何気ないティータイムに浮かんでくることも。ワンボタンのコーデュロイジャケットに、ジャージーパンツを合わせたアイビールックでアイデアを考える。

「スポーティーなパンツですが、かたちがキレイで大人っぽい。ジャケットにもよくあいますね」

 

PROFILE

五十嵐ソフィー | SOPHIE IGARASHI

福井県出身。2018年よりモデル活動開始。2023年4月に詩の個展「さよ(う)なら」を開催し、散文集『本能的オ・ルヴォワ』を発表。同年、11月に自身初となる詩集『さよ(う)なら』をリリースした。
Instagram: @sophi_igarashi

 

 

photograph : Yohei Kojima
movie : Taiga Hirabayashi
styling : Mio Kiyomiya
hair & make-up : Tomoko Takano
edit : Ryuto Seno

撮影協力
COUNTER BOOKS

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